読売新聞記事より
施工ミス発覚後もそのことにはふれぬ
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施工ミス発覚後も販売、「不誠実だ」と
マンション購入者
千葉県市川市のJR市川駅前の45階建て超高層マンションで128本の鉄筋が不足していた問題で、事業主側が施工ミスを認識した後に販売契約を結んでいたケースがあることが14日、わかった。
販売会社側は契約件数を明かさず、「顧客に説明すべき重要事項にはあたらない」としているが、入居予定者からは、「不誠実な対応だ」と批判の声があがっている。
このマンションは「ザ・タワーズ・
ウエスト プレミアレジデンス」。鉄筋不足は25〜30階で見つかった。市川駅南口の再開発事業として建てられ、施工を担当した清水建設(
東京都港区)と、三井不動産レジデンシャル(同
中央区)、野村不動産(同
新宿区)の3社が事業主となっている。実際の販売は、清水建設以外の2社が担当する。全573戸のうち、地権者
住宅を除く407戸が
分譲マンションで、今年7月から第1期募集(計351戸)を始め、応募倍率が最大15倍となる人気ぶりだった。
関係者によると、7〜43階の残り計56戸を販売する第2期募集の受け付けが始まったのは今年9月から。抽選で当選するなどした入居希望者の一部は、事前にマンション価格(3910万〜8290万円)の1割を手付金として振り込み、10月14日、野村不動産本社で開かれた契約会に出席し、契約を結んだという。
三井不動産レジデンシャル、野村不動産は、契約会の2日前の同月12日、清水建設から施工ミスで鉄筋が不足していたとの連絡を受けていたが、契約会では一切、説明していなかった。今月7日の読売新聞の報道後、説明の文書を郵送したという。
宅地建物取引業法では、建物完成時の形状や構造などの重要事項を、購入予定者に説明することになっている。野村不動産広報部は、「補修工事で元通りにするとの連絡を受けていたので、契約者の皆様に説明すべき重要事項にはあたらない。ただ、不安に思う契約者もいると思い、説明することを決めた」としている。今月16日から、説明会が開かれる予定。
(2007年11月14日14時35分 読売新聞)@@@@@